Gクラスの競合車は?

長年その形をほとんど変えずに愛され続ける、コードネーム W463/W465 メルセデス・ベンツ Gクラス。

一時期は GLS との統合で廃止される計画もあったと言われますが、日本での人気が高く存続が決まり、現在に至ります。
高額な車両であるため気軽に買えるモデルではありませんが、世界中で一定の人気を誇り、内装や機能もアップデートを重ね、充実度は非常に高くなっています。
現状、この価格帯で真の競合車と呼べるのは、ランドローバーやレクサス LX くらいで、Gクラスは唯一無二の存在感があります。
レンジローバーやレクサス LX もオフロード性能は持っていますが、ラグジュアリー SUV という位置づけで、毛色は少し異なります。
最近では BMW が「コードネーム G74」として、Gクラスに挑むラグジュアリー&オフロード志向の SUV を開発中との報道もあります。
(https://www.autocar.jp/post/1165174)
トヨタも新しいランドクルーザーシリーズを投入しており、競合車の選択肢は徐々に増えています。
今回は、2025年時点での Gクラスの競合車を見てみましょう。

ランドローバー ディフェンダー

かつての四角いボディのオフローダーといえば、英国車のディフェンダーが有名です。
現行モデルではラダーフレームからモノコックボディへと生まれ変わっており、ジャガー譲りのインジニウムエンジンを搭載しています。
まだ電動化はされていませんが、伝統と現代技術の融合とデザイン面でも英国らしい雰囲気が感じられる車です。
レクサス LX

レクサス LX は、世界的に人気の高いランドクルーザーの系譜を受け継ぐ、ボディオンフレーム構造のラグジュアリー SUV です。
日本車でありながら、大排気量でアメリカンスタイルのスペックを備え、燃費やサイズの面では国内向きではない部分もありましたが、最新モデルではようやくハイブリッド化されています。
レクサスのオフロード SUV では他にも GX があり、GA-Fプラットフォームを採用した250(ランクルプラドの後継)がミドルクラスSUVとしてあります。
ジープ ラングラー

ランドローバーやレクサス LX はラグジュアリー SUV ですが、よりオフロード寄りの競合となるのがジープです。
軍用車両ウィリスをルーツに持つラングラーは、4輪駆動を備え民生用 オフローダー として発展してきました。
ただし、プレミアム性やラグジュアリー性では Gクラスに差があります。
円安の影響もあり価格は上昇傾向(ベース536万円~/ルビコン854万円)ですが、リセールバリューは比較的高め。
その一方で、近年のモデルでも信頼性スコアが低めで、「壊れてなんぼ」のアメリカンカー的な性格があります。
内装や機能面もアップデートされていますが、やはり「ジープはジープ」らしさが残る車です。
メルセデス・ベンツ GLS

同じメルセデスブランドのフルサイズ SUV として GLS があります。
Gクラスとは住み分けがはっきりしており、北米生産でメイン市場はアメリカ。サイズも大きく、荷物もたくさん積めるファミリー用途からラグジュアリー用途まで幅広く使えるSUVです。
道なき道を行くオフローダーというより、ラグジュアリー感と快適性を重視したモデルです。
スズキ ジムニー

軽自動車規格(660cc)や乗用タイプのシエラ、インド生産のノマドなどがあり、日本国内でも人気のコンパクトオフローダーです。
1.5L エンジンを搭載しており、Gクラスの競合とは言えませんが、取り回しの良さや遊び心のあるデザインで根強い人気があります。
かつてのGクラスも競合?

Gクラス誕生35周年という事で、過去の車両も選択肢としてありますね。
2019年がW463Aの区切りとなりますが、やはりクオリティ、走行距離、価格、好みにはなります。
ポルシェでは最新版が最良と言われますが、Gクラスも機械なのでそれは当てはまります。
価格面は高くなっていますが、やはり新しいものほど装備も充実しています。

オフロードカーではありますが現実的にはタウンユースが圧倒的に多いGクラス。
最新モデルのほうが圧倒的に乗りやすくなっています。
またG580などの電気自動車も登場してはいる物の、長年形が変わらない安定感があります。
現在の自動車メーカーはEV化一辺倒から内燃機関やハイブリッド併用などの過渡期となりプラットフォームの刷新が相次いでいます。
出始めはなにかとトラブルはつきものなので、相対的にGクラスの方が安定感があると思われます。
現実的な話になると、それぞれではありますが、G350d、G400dが2025年現在バリューとクオリティを備えたバランスモデルと言えます。

弊社マリオットマーキーズではGクラス専門店として低走行・オプション車・高クオリティのGクラスを厳選入庫中。
現行のG450dやG63、限定モデルもタイミングによりお取り扱いもあり。
Gクラスの購入はぜひ、マリオットマーキーズ(東京)へご相談ください。
日常での所有する満足感

現在のオフロード SUV 市場では、ラグジュアリー×オフロード×デザイン・品質の全てを兼ね備えたモデルは以外にも限られています。
Gクラスはもともとローテク感のあるモデルでしたが、熟成を重ね、道なき道を切り開くオフロード性能とラグジュアリー性を両立する唯一無二の存在になっています。
道なき道を行く性能も備えつつ、日常のドライブで特別な充足感を味わえるのがGクラスの魅力です。







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