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SUPER GT 2012

SUPER GT 2012 第2戦富士スピードウェイ

SUPER GT第2戦の決勝レースが、5月3・4日静岡県・富士スピードウェイで行われ、4日の決勝に現地へ応援へ行ってきました!

前日の予選はかなりの雨。しかも、横溝選手もブログで書いていますが、「アタック直前にコース全域にトラブル車両のオイルがびっしりとでてしまい、アタックするがまったくグリップせず万事休す。確実にトップ3が見えていただけに悔しすぎる。スーパーラップでアタックしたかったです。」と書いてあるように、ウェイトハンデ30kgで悔しい予選15位で決勝を迎える形となりました。

決勝日当日、早朝に私たちは本社集合し、富士スピードウェイを目指しました!が、首都高速から渋滞が続き、しかも激しい雨も降るという私たちのスターティング…。途中車がちゃんと流れる箇所もあったものの、最後の御殿場インターまでがまた酷い渋滞で、結局片道5時間以上かかってようやく富士スピードウェイにたどり着きました。

天気予報では、曇から晴れ、気温22度近くまで上がるとの予報でしたが、実際にはスタートが近づくにつれ雨雲が立ち込め、いつ降ってもおかしくない状況で長袖1枚では肌寒い天候。それでも、到着まもなくポルシェカップで走りぬけるサウンドに各人興奮!

富士スピードウェイ ポルシェカップ 富士スピードウェイ ポルシェカップ

まずは到着まもなく、エンドレスタイサンチームのピットへ向かいました。

SUPER GT パドック SUPER GT パドック

他チームの中には、まだRパンバーをはずし作業中だったりチームメカニックがバタバタと作業を行っている様子も見受けられましたが、ピットで待機している我らがポルシェ997は、すでにスタート万全!とばかりに静かにウォーミングアップを待っていました。決勝まで時間もあまりなかったため、横溝選手はすでに控室で調整に入っていましたので、ピットの中で待つことに。奥の様子が気になって仕方がないうちの12年式たち。ウォーミングアップが始まり、サウンドを間近で聞くと、みんなの興奮も一気に高まります。

SUPER GT ピット SUPER GT ピット

数周走ったのち、そのままスターティンググリッドに各車つきました。横溝選手からご配慮いただき、なんと私たちも特別にスターティンググリッドに入らせていただくことになりました!

富士スピードウェイ スターティンググリッド 富士スピードウェイ スターティンググリッド

 

SUPER GT 横溝選手

横溝選手もまもなく控室から出てこられましたが、耳にはイヤホンが。恐らく好きな曲を聴きながら集中に入っているのでしょう。それでも私たちの姿に気づいていただいたので、軽く挨拶させていただきましたが、こんな時にも「どうそ自由にピットとか見てくださいね。」と私たちに配慮いただく横溝選手。

一流選手だなとあらためて感じた瞬間でした。

 

それでは、我らがポルシェ997の全貌をどうぞ!

SUPER GT ポルシェ997 SUPER GT ポルシェ997
SUPER GT ポルシェ997 SUPER GT ポルシェ997

 

SUPER GT 富士スピードウェイSUPER GT 富士スピードウェイ

チームのレースクィーンと新人たちのショットを撮ったのち(一応、後ろに肝心の997があるんですよ…)、みんな各マシンを見に行って各自自由に写真をとっていたようです。

 

 

SUPER GT ランボルギーニ SUPER GT メルセデスベンツ

こちらは、ランボルギーニGT3の織戸選手と青木選手。スターティンググリッドなので、こんな近くまで有名選手に近づくことができます。

 

SUPER GT 富士スピードウェイ

午後14時。気温19度、路面温度23度。フォーメーションラップが始まる前までは完全なドライコンディションでしたので全車ドライのスリックタイヤを履いていましたが、直前で雨が降り出し、セーフティーカー主導のまま、2周ほどでほとんどのマシンがピットに駆け込み、レインタイヤに交換するという、波乱のスタートとなりました。



SUPER GT 富士スピードウェイ ちなみに、通常決勝ではドライバー交代は1回のみでレースが行われるが、富士は1周4.563kmの全110周、計500kmの長いレースのため、2回の交代で行われます。エンドレスタイサンでは、横溝選手がスターティングドライバーをつとめ、2回目の交代でラストのゴールを目指す戦略。15位からスタートした横溝選手ですが、「横溝はウェットに強いから、雨が降らないかな」とレース前に話してくれていた横溝選手のお友達の言うとおり、途中最高位4番手まであがってきていました。

SUPER GT 富士スピードウェイ SUPER GT 富士スピードウェイ

メインスタンドから応援していましたが、各回確実にペースを上げてきているのが分かりました。
そこで、次はストレート終盤のポイントまで降りてレース観戦。

SUPER GT 富士スピードウェイ SUPER GT 富士スピードウェイ

するとまもなく、レース中盤から非常に好調なペースで2番手走行していたNo.15のART TASTE PORSCHEが、58周目のメインストレートも第一コーナー手前の減速ポイント直前で、左Rタイヤがバーストし、スピンしながらピット出口付近のガードレールに大激突!かなりの速度だったためそのまま宙に浮き、部品をまき散らしながら反対側へ更に激突。マシン後部から火もあがり、焼きつく臭いがしてきました。救急車も出動し、それまでけたたましく鳴り響いていた各マシンが走りぬけていく音も静かになり、しばらく場内は静まり返りました。

 

SUPER GT 富士スピードウェイ

幸い、ドライバーは怪我は負ったものの命に別状はなく、マシンの外で悔しそうに散らばったパーツの破片を蹴飛ばしたりしていたそうです(当社スタッフ談)ので、本当に良かった…。レース中の事故で万が一のことがあれば、当然レースも中断されます。今回は、数周のセーフティーカー先導のみで、すぐにレース再開。場内にまた活気が戻りました。

 

SUPER GT 富士スピードウェイ SUPER GT 富士スピードウェイ


その後、第一コーナーへ移動し、時速300kmからのブレーキングをたっぷり堪能したのち、ヘアピンへ移動。レースも残り数周を残したところで、再び雨が降り出しました。ラストの追い上げも叶わず、また、他チームからの接触も受け、最後は8位フィニッシュとなりました。

SUPER GT 富士スピードウェイ SUPER GT 富士スピードウェイ

こちらは、レース後の車検場。荒れた天候の中、波乱のレースだったことがマシンを見て一目瞭然。物語っていました。

SUPER GT 富士スピードウェイ ポルシェ997 SUPER GT 富士スピードウェイ ポルシェ997
SUPER GT 富士スピードウェイ ポルシェ997 SUPER GT 富士スピードウェイ ポルシェ997

 その後またピットに行き、チームの雰囲気や状況を見ながら、最後にもう一度横溝選手へ挨拶に。悔しさを滲ませながらも、笑顔で私たちを受け入れてくださり、そして集合写真を撮らせていただきました。レース直後ということもあり短い挨拶ではありましたが、「今度もまた応援してください!」という横溝選手の力強い言葉を聞き、今回のレース観戦は終わりました。

SUPER GT 富士スピードウェイ

次戦はセパンサーキット。海外です!さすがに応援へは行けませんが、まだまだ今シーズンは始まったばかり。マーキーズは最後まで応援しますよー!

ということで、次回のレースレポートをお楽しみに☆

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