スペシャルモデル
SLRマクラーレン
2004年、メルセデスAMGとマクラーレンの協業により、SLRマクラーレンというハイパフォーマンスカーが登場しました。
AMG製5400ccの大排気量V8エンジンに、ボディにはマクラーレンのF1コンストラクターとしての技術が注がれ、内装はドイツとイギリスを足したようなスポーティな質感を併せ持つ、当時の「最高」を集めたようなスーパーカーらしい、価格は5000万円を超えるという特別なモデルでした。
生産期間は原油高からリーマンショックに至る時期であり、メルセデスとマクラーレンの提携も終了し2009年には生産が終了してしまいました。
SLS
直接的な後継車ではありませんが、2009年にはメルセデスAMGからSLSが登場しました。
特徴はなんといってもカモメの翼のようにドアが開くガルウイングが採用されていました。
価格はSLRよりもかなり抑えられ2400万円~ほどでしたが、日本国内ではあまりお見受けしないまま2013年頃に生産終了となりました。
AMG GT
2014年には、SLSの後継として2ドアクーペのハイパフォーマンスカー「AMG GT」が登場しました。
SLSとは違いガルウイングは採用されず、ボディ形状もややコンパクトになりスーパーカーよりも実売を意識したモデルになりました。
ビビットな限定カラー展開や日本でもスーパーGTの活躍もあり、競合車のポルシェと並ぶべく存在感が増してきました。
2019年にはAMG GTの4ドアクーペが発表になりました。4ドアモデルは4MATIC(4輪駆動)になり、こちらでもポルシェのパナメーラと競合するモデルになっています。